医師紹介
ご挨拶
森には、さまざまな木々があります。小さな木や大きな木、葉っぱが丸い木やギザギザの木、細い木や太い木、まっすぐの木や曲がった木、日向が好きな木や日影が好きな木、花を咲かせる木や実をつける木。
どの木も、それぞれの個性を持ち、一生懸命生きています。そして、どの木も、はじまりは小さな種。
木々の成長に必要なものは、空気、土、水、そして太陽の光。その木に適した環境の中で、自然にのびのびと、その木らしく成長していきます。
子どもの成長も、木々の成長に似ていると思います。その子の個性は生まれ持ったもの。取り巻く環境は、家族であり地域社会。その子の個性を大切に生かしながら、その子の育ちに適した環境を整えること。そして、温かく見守ること。
小児科医としておよそ30年間、さまざまな親子との出会いがありました。子どものこころと身体のバランスを整え、子どもを取り巻く環境を整えて、その子が自分自身の力で自分らしく生きていく力を育みたい。そして子どもの成長を見守る中で、私たちスタッフ一同も、ともに学び成長していきたい。これが、私たちの大切にしている想いです。
家庭的な雰囲気の中、なんでも気軽に相談しやすい診療所を目指しています。どんなことでもお気軽にご相談下さい。
こもれびの森診療所 院長 森 享子
医師プロフィール
こもれびの森診療所 院長 森 享子
徳島大学医学部医学科卒 医学博士
児童青年精神保健課程修士(ロンドン大学キングスカレッジ)
日本小児科学会認定 小児科専門医
英国 Mellow Parenting Practitioner (母子支援資格)
岡山大学病院小児科、淀川キリスト教病院、松山赤十字病院、大阪母子医療センター発達小児科等で勤務。オーストラリアのアデレード母子病院、イギリスのロンドン大学精神医学研究所では、研究に取り組むかたわら、在英日本人の子どもの心や発達の支援に携わる。タイのバンコクのバムルンラード国際病院で医療コーディネーション医師など、長い海外生活の中で、さまざまな異文化経験を通してさまざまな子育てや価値観に触れる。東京都杉並区で、「子ども心と育ちのクリニック」院長を経て、宝塚で開業を決心する。2児の母。